1 リヴァイ

溺れる

晴れて恋人になったんだ、書くならこっちが適当だろ。こんな所に言葉を残すのは初めてだ

まだ出逢って日が浅い、もっと言えば恋人になっての日も浅い、が…俺は随分とてめえに溺れてる。これからも二人でとことん溺れて行こうな、エルヴィン?

そうだ…俺はてめえを代わりだなんて思った事は一度もねえよ。

俺はてめえの優しさに何時も感謝してる、可愛気のねえ俺を可愛いと言うてめえの気持ちは分からねえが、少なくとも好いてくれている事に安心した。一日一通は返すと言ったてめえの言葉も嬉しかった、けど無理をしろとは言わねえ。どうしても会えねえ日が出ても気にするなよ、俺はそう言ってくれたてめえの気持ちが、意志が嬉しい

もう少ししたらてめえは帰って来るんだろうか、と、待ち遠しく思いつつこれを綴ってる。あまり長々と書くと恥ずかしい事を書きそうだ…エルヴィン、てめえの事が好きだ、好きだがその先の台詞を、俺はまだ自分の意思でてめえに伝えた事がねえ。だからてめえがこれを見つけてくれたら、その先の台詞を俺から直接、てめえに…クソ、いい加減恥ずかしい。ここに書くのはこの辺にしておく、てめえが何時これに気付くか楽しみにしてるぜ、エルヴィン?
2 エルヴィン・スミス
遅くなってしまったけれど、私も君へ言葉を残そうか。


…突然だがリヴァイ、知っていたかい?
昔、私達は出会ったことがあるんだよ。
恋人ではなかったけれど友人として君のそばにいたんだ。

私は意地悪だから誰かなんて教えないけど、そうだね…いつかは君に話そう。約束する。

そしていつも私を待っていてくれてありがとう。
健気な君は本当に可愛いよ、勿論甘えてくる君も素直じゃない君も…行動の一つ一つに私は胸が高鳴る。とても優しく可愛らしい恋人をもてて、私は幸せなんだ。

ゆっくりと私たちなりの愛を育もう。
好きだよ、リヴァイ。
3 リヴァイ
エルヴィン、ここへ言葉を残すのは2度目だな、てめえの告白を受けて、付き合い始めて今日で丁度1ヶ月だ

中々てめえは忙しそうだが、それでも愛しいと思う俺は相当溺れているんだろう。なあ、エルヴィン、てめえに出逢えて俺は幸せだ

頑張っているてめえに、前回のコスプレみたく何か褒美をやろう。何をするかは…そうだな、てめえが帰って来てからにしよう。だから先ずは目先の事を片して来い、そして、これからもよろしく頼む…エルヴィン、俺もてめえが好きだぞ