1 ベルトルト・フーバー

出会っただけ

出会っただけで特に何も進展してない僕らだけど、いつの間にか3ヶ月経ってたね。もしかしたらたったそれだけかもと言われるかもしれない、だけど僕にとって割りと大きなことなんだ。

本当はこんなに続いていけるなんて思わなかった…自信なかったんだ。だけど君のお陰でこういったやり取りも悪くないんだなって思えるようになって、それから毎日が楽しみで仕方ないよ。他の人と違う安心感と言うか安定感と言うか…。と、とにかく君の傍に居たいって思うんだ。

…偶に格好悪いところも見せちゃって呆れられたらどうしようって思うこともあるけど、それでも隣に居てくれてありがとう…これからも変わらず傍に居させてね。…僕からのちょっとした我がまま。

我がままついでに、もし気付いても何も言わないで……は、恥ずかしいからさ。

と言うことで、これからもよろしく。
2 ベルトルト・フーバー
ひと月遅れの記念として。

あっという間に半分が過ぎて自分でもびっくりしてる。途中で切れてしまってもおかしくない世界なのに、未だに僕の傍に居てくれて嬉しいよ。
君は優しくて、頼りになって、強くて、とても魅力的で…だからこそ僕で良いのかなって思う時もある…。だけど君の隣は僕の指定席なんだから、誰にも渡さないし君も誰にも渡さないで――っていつか格好良く言ってみたいな…へへっ。

名前を呼んで、触れ合って、囁いて、…そんな当たり前のことを早くしてみたいな。まだそんなこと出来るような間柄じゃないけど、僕たちのペースで進めていこうね。

もう一度、手を繋いでくれる幸せを此処に。
それとおかえり。