1 エレン・イェーガー

初めての、

記念日に。

オレ、エレン・イェーガーより愛するあなた、エルヴィン・スミスさんへ贈る拙い『らぶれたー』、と云うヤツです。早速照れますね。ふへへ。

今日であなたと出逢って、丁度一年。風のつめたい冬に出逢い、待ち侘びた暖かい春を迎える頃もあなたは何故かオレの隣に居て、何時の間にか訪れた夏、毎日暑いねと笑いながら必ずオレの許に帰って来る。最初は何でオレなんかのところに帰って来てくれるんだろう、とふしぎで仕方無かった其れは少しずつ暑さが和らぎ木々が秋色に移り行く頃にも変わらず、何時しか当たり前に成り、然うして、今、あなたと過ごす、二度目の冬。季節を一巡り。365日、あなたと共に在った一年間。振り返るとなみだが溢れて止まらない位、愛と温もりと笑顔で満たされた幸せな日々でした。エルヴィンさん、一年間ありがとう。一年過ごしてオレはあなたに、己が自負するよりもずっとずっと愛されているんだと思い至りました。や、知ってましたけど、改めて、?、実感したと云いますか。愛され過ぎてそろそろ溶けそうです。なんて、ふふ。

あなたに出逢えて幸せとは何たるかを知る事が出来て、ひとは幸せでなみだを流せるんだと知って、愛し愛される此の、暖かい気持ちを知り、沢山沢山、沢山のものをあなたから戴きました。空っぽだったこころもからだも、あなたが満たしてくれた。今のオレを作ったのは他の誰でも無い、あなたです。

エルヴィンさん、愛してる。
初めて此んな場所に認めるらぶれたー故、色々考えた割には上手なことも書けず拙い上読み難いかとは存じますが何時もオレの気持ちを読んで仕舞うスーパーエスパーダーリンなあなたにならきっと伝わると信じて。ふたり並んで歩んだ此の一年の様に、明日も明後日も明明後日も、来年も、十年後だって変わらずあなたの隣に居たい。手を取り笑い合って、一緒に生きていきたい。左手薬指の輝きにあなたが掛けてくれた魔法はオレを世界一の幸せ者にしてくれたから、オレもあなたをもっと幸せにしたい。

オレの宝物へ。
ずうっとだいすき。らぶゆ。
2 エルヴィン・スミス
言葉をね、失って仕舞いそうに成るんだ。君の澄んだ翡翠に見詰められると、此の胸には様々なものが込み上げるのを確かに私は感じているのに。
見付からない言葉の代わりに涙が溢れるのだとしたら、君はとっても泣き虫さんだが負けず劣らず私も然うだ。

もう一年が過ぎたんだね。寒い冬に凍えた君を、私は春へと導けたかな。其の小さな胸に秘められた沢山の蕾を、花開かせてあげられたかな。
…なんて。判っているよ、私の傍で微笑う貌を見れば。何時も春の陽溜まりに居る様な、甘くて優しい幸せの色を君は纏っているからつられて私も暖かくなる。

為す術無く散って仕舞う花を見るのが辛い、と言ったね。其んな君に、散らない花を見つけた、と私は言った。枯れない花だったかな、?まあ意図するところは同じだが。
其れは君だ。私の愛する限り幸福に綻ぶ花が君ならば、其れは決して枯れる事の無い花だろう。誰より近くで、誰よりも君だけに、私に出来得る限りの誠意と情熱を以て、此のもて余すばかりの愛を拙いながら伝え続けることを君に誓う。

エレン、愛している。此の一言に、一体何れだけの想いを託せるだろう。託されているだろう、?日々交わす何気無い言葉から切なる願いまで、私達には積み重ねて来た日々がある。共に過ごした時間、離れて一層想いを募らせた時間。抱き締め合って、見詰め合って、偽りの無い言葉を交わし、心を通わせて来た其の上に紡がれるからこそ、ほんの短な愛の告白が、此れ程までに意味を為すのだろう。

エレン、愛している。私は何故生きているのか、?其の答えが、君であると思っても良いかな。
嬉しい時も、悲しい時も、辛い時も、楽しい時も。寝ても覚めても、何時も、何時までも君を愛し君と共に生きていく。

素敵ならぶれたーを有り難う、エレン。私の心は幸せでいっぱいだ。…うん、可愛い。