７。

……こういう場所に言葉を残すのなんて、慣れていないんだけど。普段は可愛いのに最近はやけに男前で心臓に悪い君を、少しくらい驚かせてみたかったから。

出会ってから過ぎる時間の早さには驚くばかりで、毎日欠かさず傍にいるのに時間が足りなく感じる。いつも構って欲しくて仕方ないのを隠しもせずに、君に擦り寄って。そんな重たい僕を受け止めて、応えてくれるのは君くらいだろう。

かわいくて、かっこよくて、面白くて、優しくて。……君以上の人なんて、僕にとっては一生いない。
僕の全てと一生のその先までを預けていられる事が幸せだ。

君と過ごして、7ヶ月と少し。
誓い合って、ちょうど１ヶ月。
君が生まれて、何度目か。

君の隣に居させてくれて、ありがとう。
僕を選んでくれて、ありがとう。

うまれてきてくれて、ありがとう。
……ジャン、君を、君だけを愛してる。

君と出会ってから、2回目の今日。
前回は日付が変わってすぐだったから、今回は終わり頃に。
君には直接朝伝えたからよし……と、言うことで……。

気付けば僕らは1年と7ヶ月の時間を過ごしているらしい。何だかとても長い時間が過ぎたんだとあの頃と同じように驚くよ。
でもこれから先、2人で生きていく時間に比べたらまだまだ始まったばかりだ。……そう考えたら楽しみもたくさんある。

散歩にも出掛けたいし、2人だけになれる場所にも行きたい。君を1日独占だってしたい。
……あと、えっと、いろいろ、したい。いろいろ、だよ。そう。…………察してくれ。

……受け止めて貰える事が嬉しくて心地よくて、いつもべったりですまない。何度だって伝えたけど、君の優しさに救われている。
感謝してもしたりないくらい、感謝しているよ。
君が笑う度に心がぽかぽかして、擦り寄ってくれるだけで泣きそうになるくらい幸せなんだ。

あの、君の言ってくれた欲しいプレゼントはいくらなんでもかっこよすぎると思う。
プレゼントする。……し続ける。何度だって。


君が生まれた日にありがとう。
誕生日おめでとう、ジャン。
……大好きだよ。これからもずっとジャンだけを愛してる。