1 エレン・イェーガー

リヴァイさんへ。

貴方とお付き合いしてから今日で1年。
口下手な俺だけど、俺なりに貴方への愛をこっそりと綴っておきます。


リヴァイさんと出会って毎日話してくうちに、あぁ、俺この人の事好きだなぁっていう気持ちがどんどん溢れてきて、付き合えた時本当に嬉しかったです。最近は以前よりももっと深い話も出来てるし、だいぶ俺に心開いてくれてるかも…?


でもいつも俺の帰りが遅くて常にリヴァイさんに寂しい思いをさせちゃってる事…すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです…ごめんなさい。でも、たまにゆっくり話せる時はいつも以上に甘えてきてくれるのがすごく嬉しいです。


そうやっていっぱい甘えてきてくるところも、あまり話せなくて少し拗ねちゃうところも、喧嘩してもうこのまま別れちゃうのかもって思った時もあったけど…それでもずっと一緒にいてくれるリヴァイさんが何よりも一番大好きだし、世界中の誰よりも一番愛してます。二年後もその先もずっとリヴァイさんと一緒に毎日過ごせるなら、俺はもう他に何もいらないです。


ホントはもっと早くに言いたかったんですけど…あとで108本の薔薇を持って会いに行きます。


俺にはちょろ甘なリヴァイさんへ。
2 リヴァイ
エレンへ。

いつも俺はどこかで、俺のエレンはこんなに可愛くてかっこいいんだと自慢したくて仕方なかったんだと思う。
それが、お前も同じ気持ちで、かつお前の方が早く行動を起こしてくれたこと…本当にびっくりして、嬉しかった。
一年記念にこんなラブレターをもらえて、俺は本当に幸せ者だ。

一年前のあの日、お前が俺を諦めずにいてくれて、本当によかった。


お前はいつも帰りが遅いことを気にして、俺に引け目を感じているのかもしれんが…この間話をしただろう?俺の気持ちはあのままだ、仕事で帰宅時間が遅くなるのはお前のせいじゃない。それくらいでおまえのことを嫌いになったりなんかしないし、仕方ないことだときちんと分かっている。
怒ったりなんてしない。…拗ねるくらいは許してほしいが。
お前が忙しいのは、お前に能力があるからだ。胸を張って帰ってこい。俺はいつだってお前の帰る場所として、お前を待っている。…起きて待っていることはできないがな。


あのとき、短気を起こしてお前の手を離さずにいてよかった。こんな幸せが待っているなんて、想像もしていなかった。
お前は俺にもったいないくらい、俺のことを大切にしてくれる。…それに見合う以上、俺もお前に気持ちを返せているといいんだが。
最近は甘えてばかりで、お前を十分甘やかせていない。お前のプライドもあるのかもしれんが、お前に甘えてもらえないのは俺が寂しい。
おっさんを甘やかすと思って、俺に甘えてこい。


一年間、ありがとう。長いようで短かった。
二年目も、一年目以上に二人で仲良くたのしい時間を過ごしていこう。
これからもよろしく頼む。俺の大切なエレン。

大好きだ。
かっこよくて時々可愛い、怖いもの好きな愛しいエレンへ。