糧になればと

すぐに見付けてやると意気込んで居たお前は少し楽しそうで、その姿を想像してはこちらまで嬉しくなってしまう…
そんな事を考えながら筆を取ってみる事にした。

明日から三日間留守にする。
一日すら空けずに共に過ごしてきた為些か不安は残るが…
隙を見付けては会いに行こうと思う。

寂しくて泣いてしまう事は無いと言っていたが、強いお前は問題無く過ごせるだろう。
しかし…私は耐えられそうにない。


愛しているよ、私のリヴァイ。
その大人びた振る舞いも、嫉妬深いところも…素直さに欠ける言葉も、時折見せる可愛らしい仕草も。


私を愛する事も人類最強の恋人が初めての留守番を無事終える事が出来るように…
これが糧になればと思う。


追伸
無事、帰還した暁には溶け合ってしまう程…唇を合わせよう。
約束だ。