1 アルミン・アルレルト

アネモネの花を君に

…ここに投稿していいのか迷ったけど…君との最期の約束だから…失礼して書かせていただきます。


アニ、僕は君と過ごした数ヶ月を絶対に忘れない。いろいろあったよね…一緒に買い物に行って裾が可愛い花柄のチュニックを買って、デートしたり…たまに言い合いになっちゃって…でも、僕が君に嫌われたくないからってすぐに謝って仲直りしたり…今思い出しただけでも頬が熱くなるよ。


君が遺したものは大きすぎて…僕にはとても…持ち切れないよ。でもね、そんな君が遺した…有り余る富に…助けられたりしてるんだ。
だから、寂しくないよ!大丈夫!
アニは泣き虫で寂しがり屋の僕を残していくことがすごく不安で心残りだ…って言ってたけど、僕は今…ちゃんとアニがいた時みたいに笑えています。
だから、心配しないで。


これは僕が君に宛てたラブレター…ずっと渡せなかったけど…君の生まれた日に君の大好きだった花と共に君に捧げます。


どんなに日が流れてもどんなに世界が変化しようとも…ずっと愛しています。
アニ、永遠の愛を君に…。


この記事が君に届きますように。