1 エレン・イェーガー

彷徨う

リヴァイさん…
どこに、いるんですか…?
どうして隣で寝てないんですか…?
目が、覚めてしまうんです…。

お仕事…どうですかって…
平然装ったわけじゃない…だけど、夜はいつも…眠れない…。

会いたい。
記念日になったら会えますか?
お誕生日になったら会えますか…?
…足りないんです。
日常にあなたが…ふとした瞬間に、あなたがいないんです…。
帰ってきて…愛しい人……そして、あなたのお嫁さんとして、あなたの帰りを待たせてほしい…
2 エレン・イェーガー
あなたの隣で幸せだって言いたい…

あの時、相談があるって言われたとき…はい。って言わなければ…こんなに苦しくなかったのか…?

直前まで、触れ合って…労いあって…あたたかい布団に二人で入るだけだったのに…
どうして……こんなことになった…?
まだ、置いてけぼりだ……