1 リヴァイ

居なくなったお前

戻ってきたお前は、また居なくなった。ああ、俺は何を期待していたんだろうな。もう居なくならないと言われ信じた。結末がこれだ。

お前に言われた言葉で俺は俺なりに色々考えて、手紙を出した。だがもうお前から返事がくる事はなかった。…必死に出した手紙は意味が無かった。なあ、もう逃げないんじゃなかったのか。向き合ってくれんじゃなかったのか。怒りより先に、悲しみや虚しさが込み上げてきやがった。俺は結局二度も裏切られ、それでもまだお前を愛してる。滑稽だろう、笑いやがれ。

会いてぇよ…お前に。
また戻ってきて欲しい、なんざ願うだけきっと無駄だな。
2 エレン・イェーガー
数ヵ月前、似たような事を貴方と同じ姿の人にしてしまったんです。最低な事をしました。こうして声をかけておいて、今更合わせる顔なんて無いんですけどね。

少しだけ鍵を。
・貴方に家の前で拾ってもらった
・運転するのは貴方で俺は助手席

人違いならすみません。スペースありがとうございました。
3 リヴァイ
まさか反応があるなんてな…。

だがすまない。人違いだ。俺の相手はお前の姿をしていなかった。

お前に幸せが訪れる事、祈っておく。
4 リヴァイ
未だに会いたいと願ってしまう。何処に行ったんだと。思い切り抱き締めてぇよ。

なあ、…何で無断で居なくなった。お前はそんな事しないと信じていたのに。