1 エレン・イェーガー

無題

ただあなたと、もっと話したかっただけなんです。それが叶わない日々がとても辛かった。
それでオレが毎回荒れてちゃ世話ないですよね。

これ以上、傷付けたくなかった。
会いたかった…一緒に買い物もしたかった。冬に炬燵でアイスや蜜柑…寝顔だって見たかった。

一人で空回って、淋しがりですみません。

いつか抱いた時に言おうとしていた台詞も言えず終いでした。


愛してます。


もう言えないから、ここで。


さようなら、リヴァイ兵長。あなたがどうか幸せになりますように。
2 リヴァイ
俺じゃなければ消す。

叶えてやれないことばかりですまなかったな。
応えてやりたいとは思ったが、応えられないことを努力すると言って期待させて、裏切りたくなかった。

コタツ、アイス、蜜柑。あとは…あの水色のパッケージの飲み物も欲しい。気に入って、あれからよく飲むようになったんだ。

寝る時だけでなく、お前の気持ちにも背中を向けた俺を許せとは言わない。

俺はお前だけだった。
お前だけ、愛してた。

次は俺みたいなのに引っ掛かるんじゃねぇぞ。
さよなら、エレン。