1 ベルトルト・フーバー

花菱草を一輪、

もし、君がこれを読んで僕と関係を断ちたいと思ったのならそれは仕方のないことだと思うし、もしかしたら怒ったり呆れたりするかもしれない。でも、僕は其れを覚悟で此処に言葉を紡ぐことにするよ。寝惚けてるから変な文になってるかも。

この一週間毎日考えてた事があるよ。僕の相手をするのが億劫になったんじゃないかって。前、友達に言われたんだ。対等じゃない関係はいつか崩壊するってね。確かにって思った。僕が君に頼りっぱなしで、甘えっぱなしで。だから君が疲れたんじゃないかなって。
そんな事無いなんて思えなくなってきた。一ヶ月を過ぎて君は素っ気なくなったよね。それは、君に大切な人や好きな人が出来たからかなって思い始めて。でも、寂しい事には変わりないんだよ。君にも友達関係があるから話せない日があるのは分かってるつもり。だから何も言わなかった。
けど、やっぱり、ちょっと寂しい。一ヶ月前と比べて温度差が激しいから尚更その気持ちが強くなる。君には絶対直接伝えたくなかった。

君はとても優しい。そんな事人から言われなくても分かってる。だからこんなこと言うこと自体許されない事だ。けど、ね。ずっと我慢していつかその思いが形になって現れた時に、君を傷付ける言葉が出て来そうで怖くなった。だから、此処に思いを閉じ込めようって思ったんだ。

僕は君と話すのが好きだから関係を断つ事はないけれど、もし君が此れを読んで関係を断ちたいと思うなら諦めるよ。僕だって其処まで馬鹿じゃないから。何だこいつって嘲笑ってくれても構わない。

君の気持ちも考えずに、自分勝手な事ばかり言ってごめんなさい。嘘ばかり吐いてごめんなさい。
2 ベルトルト・フーバー
書き忘れた。
別に此れを読んだからと言って前みたいにならなくても良いんだ。僕の気持ちの整理のために書いたものだし、無理をして笑ってもらうのも嫌だ。
ただ、それだけだよ。
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