1 リヴァイ

無題

勝手に期待して、終わってりゃ世話ねぇな。

夢に見る程には、どうやらお前は俺の中に入ってきていたようだ。けど、知らないままでいられる筈も無かった。

もうダメかもしれないな…俺は器用じゃねぇんだよ、昔から。深みに嵌る前だからまだ救いはあったと言えるかもしれないが。

……何で期待しちまったんだろうな俺は。惹かれさえしなきゃ、こんな気持ちになる事も無かったろうに。つくづくバカ野郎でいっそ笑えてくる。