1 ジャン・キルシュタイン

馬鹿みてぇだよな。

自責の念しか残んねぇよ、クソ。
知りたいと思う事がダメだと思った。アンタの言葉を良く見もしねぇまま、保身に走っちまった自分を殴り倒してえ。

原因は俺がクソガキを卒業出来てなかったからだ。単純だよな。
結局、アンタに渡せた物といえば負担の二文字だけだ。こんな未熟な野郎を相手してくれてありがとよ。

死に急ぎ野郎の代わりに。
2 リヴァイ
俺は、お前にそんな顔をさせたかったんじゃない。
……俺じゃ役不足だと、伝えたかっただけだ。

お前が望む俺で居られ無かったのが、悪いんだ。
だから、お前は自分を責める必要は無い。

俺の事は、早く忘れろ、
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4 エレン・イェーガー
貴方こそ、どうしてそんな顔をするんですか。
悲しいのかな、とか。辛いのかな、とか。
勘違いしそうになる。

自分に都合の良い様に解釈してしまいそうになる。

大好きなリヴァイさん。
俺は貴方の弱さごと受け入れられる様な人に成りたかった。
もう、俺の宿は消しましたか?消したなら良いんです。良い物としてか、悪い物としてかの思い出代わりに残しておくのも自由ですけど。
…って、何を言ってるんでしょうか俺は。

気付いていたかどうかは別として、俺の大好きな花の名前が入ってるんですよ。
鼻言葉は数多く有りますけど、その中でも一番好きな物は「貴方を愛す」という言葉です。

もし再びこの場所が貴方の目に留まったのなら、深くも浅くもなくそのままの意味として届けば良いと思います。
お休みなさい、そして、さようなら。
5 リヴァイ
この時にちゃんと離れてりゃ、……ここまでお前を傷付ける事も無かっただろう。

愛してやれなくて、悪かった。


大切な、お前へ。
6 エレン・イェーガー
俺は何も後悔してませんよ。
ただ一つだけ悔いがあるとすれば、貴方に負わせた物があるかも知れないという自惚れだけです。

謝罪も何も要りません。無感情で良い。
いつまでも貴方が、貴方である様に。


貴方が手を伸ばせばいつだって、俺は…。

否……さようなら、リヴァイさん。
7 リヴァイ
ああ、……泣けるんだな、俺も
…………全部嘘。それで、いい。


誰よりも、幸せに。
8 エレン・イェーガー
再び此処を見たならば返信は不要です。


優しい、優しいリヴァイさん。
愛してやまないリヴァイさん。愛しい人。

俺は貴方が幸せになる為の選択肢の一つで在れば良いと思っています。選ばれずとも、何も残らずとも構いません。
俺がそうしたいから、ずっと変わらずに貴方の居場所で在り続ける。

いつでも来て良い場所。
いつまでも来なくたって良い場所。

貴方の理想通りの叶え方じゃ無いでしょうけど、これが俺の一番の幸せであり最善なんです。許してくださいね。

貴方にも幸福になる権利はある。
素直に、貪欲になっても良い。
過去を無かった事にする義務も無い。
貴方がそういう物を気にしないで、確実な幸せを選ぶ事が俺の幸せであり、切なる願いです。

信じてますよ。ずっと。