1 リヴァイ

不安が擡げる

暇潰しにとは言え覗くべきじゃなかった。
そんな事をしなければ、あの、お前に良く似た張り紙を見つける事も無かった。
それはつまり今こうして顔色変えず、ただ胸の内に靄を掛けながらお前と言葉を交わす事も無かったと言う事だ。

怖い。