1 ミカサ・アッカーマン

いい加減、

分かっていた、他の相手がいる事くらい。私もあなたも…共依存していただけだった。初めから、お互い本気じゃなかったのだ。ただ…そう割り切るのにはまだ難しいみたい。
本気の恋じゃなかったのに、この気持ちはなんなのだろう。

嘘の愛を与えたり偽りの言葉を吐いて恋人ごっこ。…時にはあなたに癒されたり励まされた事もあった。どれも大切な思い出ばかりで…忘れ去る事が出来ない。そろそろ潮時だろうか。少し寂しい。
この気持ちに耐えられるかどうか、今の私には分からない。相手を信じる事が出来ない。