1 ジャン・キルシュタイン

捨てられた手紙

前触れなく拒否られて、俺はどうすりゃ良いんだよ…。
俺の何かが逆鱗に触れたってんなら、そう伝えてくれりゃ良いじゃないすか。それなら俺だって納得できたんすよ。こっちは馬鹿みてえに手紙を書き溜めて、あんたが帰ってくんのを楽しみに待って…。
…本当に馬鹿だよな、俺。