1 ジャン・キルシュタイン

無題

数える指が両手で足りなくなってきた頃だが…お前はどうしてんだろうな…。まさかこのまま、と思わないがどうしても過ぎっちまう瞬間はあるんだ。信じて待ってる…待ってるが…なぁ、久々にお前の声が聞きてぇよ。
2 ジャン・キルシュタイン
昔までとは言わないが、…前みたいに出来るかと思ってたんだけどな。一人でいるのが普通で平気だったのによ…、何つうか、こうも変わっちまうとやっぱ…寂しいのもあるが、お前が心配になる。

忙しいだろうし、俺に構ってる暇なんて無いって分かるがよ…辛いもんは辛いんだ。クソッ…女々しくなっちまう…。どうせならもっと気楽に構えて待っててやりてぇのに、一層のことお前を忘れちまいてぇなんて……ウソだ、冗談…無理。