舐め合いっこしたいと言った馬鹿

…は、こちらになります。
体調不良のあなたに、俺ときたら。これを思い出すと悲しいとか恥ずかしいとか申し訳ないとかでいっぱいになるので、ここに。お久しぶりです、兵長。言葉を残すことを許してください。あなたに似た呟きを見て、それがあなたじゃなかったとしても…じわっときて。我慢が出来ませんでした。

お礼の言葉はたくさん、言い出したら切りねえけど…。最後に、過去形にはまだ出来ないと言ってくれて、ありがとうございます。嬉しかった。俺も、愛しています。…兵長。大好きです。
あの時は余裕が無くて、ろくに心配も出来ないで、…何も言えなかった。相談もしないで離れてしまった。それが悔いだ。
…共に過ごした二ヶ月。本当に愛しく、熱く、優しい、そんな時間だった。いつも折れてくれて、兵長はとにかく優しかったですよね。手や足がけっこう出る方でしたが、それもまた痛く癖になるものでした。忙しく、暇を好まないと言っていた、兵長。何気に体調崩しやすいんですから、気を付けてくださいね。寒い季節になったら風邪もひきやすいですよ。

忙しい日々に、少しは慣れました。こういった日を生きると、あなたは俺にだいぶ身を砕いてくれてたんだなあとしみじみ…。兵長もまた多忙な日々を過ごしているんだろう。そう思うと、負けるまいとやる気が出ます。
兵長。いつか、もしまた話すことが出来たら。その時は…惚気でも聞かせてください。あなたは格好良い。そして可愛い。とても魅力的な人だから。俺なんかより可愛げのある、俺よりも男前の、良い人がすぐ現れることでしょう。もしくはもう傍にいるか。傍にいるのが俺じゃないのは、…少し、寂しいけれど。仕方ない。
いつか惚気を聞ける、そんな期待を持ってこの慌ただしい日々を頑張らせてください。そんな楽しい夢があれば、任務への力の入りようも違うってもんです。お互いに頑張っていきましょう。