1 アルミン・アルレルト

後悔

そう、意味の無い事だ。過ぎてしまった事を悔いても時間は進むばかり。あの時には二度と戻る事は出来ない。けど、何度も考えてしまうんだ。あの時、僕があんな事を言わず笑って待っていると言えば。今のこの状況は無かったんじゃないかって。悔いて、考えて。そうして眠れずに二日が経った。頭が痛む、それでも不思議なものでキミの事が頭から離れない。

キミはきっと、体調を崩しているんだろうと思う。だから連絡が来ないだけだと。そう、信じさせて欲しい。万が一、そうじゃないなら。キミの事だ、白紙と言う名のとどめを僕に。キミに捧げた心臓を一思いに刺してくれ。

それでもきっとキミを想ってしまう僕を許して欲しい、__。
僕はキミの姿を借りた代理人。後ろに居るのは、…さて、誰だろうね。
2 アルミン・アルレルト
結局君も同じだったんだね。
違う、って信じてたけど。

口先だけの約束なら要らなかったよ。上辺だけの関係、だったんだろうなきっと。
大好きだった。いや、今も君を愛してる。

だけど、サヨナラ。
僕はもう誰も信じられない。