1 エレン・イェーガー

曇りのち俺

今日はリヴァイさん、貴方にさよならを言いに来ました。
さよならは白紙のままと決めた俺たちだから、なんて本当は言うのが怖いだけなんですよね。

本当に貴方は最後まで大人で、最後までずるい人でした。
知らないって、わかるはず無いって、貴方はそう思ってました?いやこれから先も気付かずにいるんでしょうね。

俺はずっと貴方の嘘を知ってましたよ。ただそれでも貴方が好きだっただけ。
知らない奴を抱いた手で俺を抱いて、知らない奴に言った言葉を俺に吐く。
そんな貴方でも俺は好きだった

だけど、なんだか捨てられるなら逃げ出したいと思ってしまいましたすみません。

さよなら