1 ミカサ・アッカーマン

無題

さようなら


私はもう誰も信じない


以前の様に

どんな言葉も信じなければいい


そうすれば、傷付く事もない

壁を作り気持を隔てさえすれば。

期待をしなければ。


もう一度だけ、誰かを信じてみようと思った私が愚かだった

もう二度と、誰かに寄り掛かろうなどとは思わない

世界は、残酷なのだから。


一度見た甘美な夢

そう、あれは夢


夢から覚めて現実に戻るだけ


さようなら