1 ミカサ・アッカーマン

ごめんなさい

好きになってはいけないと、頭では分かっている。それでも心は動いてしまう。
貴女はとても素敵な人。そして、素敵な貴女には素敵な恋人も居る。
仲は壊したくない。幸せで居て欲しい。でも、貴女が嬉しそうに恋人の事を話す度に、私はとても嫌な人間になってしまうんだ。
何故貴女の隣に居るのが私じゃないんだろう…そんな馬鹿な事を考えてしまう。

きっとこの気持ちを貴女に伝える事はない。
貴女の言葉通り、私も良い人を見付けて幸せになる為に頑張ろうと思う。

こんな想いを抱いてしまってごめなさい。
そして、こんな私に優しくしてくれてありがとうございます。

大好きです、分隊長。これからも、ずっと。
2 ミカサ・アッカーマン
分隊長…今何をしていますか?体調を崩したりはしてませんか?あの手紙…ほんの少しでも私のことを考えてくれただろうか。

望みは薄い。分かっているけどもしかしたらと祈ってしまう。分隊長、もし貴女が私を選んでくれるのなら私は身も心も何もかもを貴女に捧げよう。

嗚呼、やっぱり貴女無しでは私は…