1 エレン・イェーガー

オレの役目。

暇潰しの相手。只の、情事の相手。相性が良いから、ずるずると付き合ってるだけ?それ以外は何も無い様な気がして、怖い。
…オレなんか居なくても、平気ですか。

愛してるなんて言葉、結局は全部嘘なんですか?だって、オレの事を鬱陶しがってる。邪魔だと言わんばかりに。あんな言葉が出るなんて。…まあ、尤もだとは思いますけどね。
オレが依存するから、悪いんです。
悲しいよりも、辛いよりも、痛いです。オレの存在は、貴方に求められてこそなのに。
ほらまた、貴方が鬱陶しがる様な事を考えた。オレなんて、…貴方に必要ありませんか?
2 エレン・イェーガー
まあ、解ってましたけど。
面倒になると直ぐに、放置される事も。

ああもう。掛ける言葉もありませんか?どうでも良いですかそうですか。
もう良いです。貴方の都合の良い時にだけ、話し掛けてくれれば。
オレも、貴方の言葉に、都合の良い時にだけ返しますから。

良いですよね。貴方がそうするんだから。いつもいつもそうして、オレの事を放っておくんだから。

悲しさなんて、慣れてしまえばこっちのものですよね。
3 エレン・イェーガー
求めちゃいけない、って事ですか。
…ああ、また、オレは一人になるんですね。
惰性で付き合われるよりはずっと、マシですけど。

貴方はきっと、嘘を吐く事が好きなんですね。疲れました。自分に酔うのも、大概にして下さい。
悲しい、よりも。信じる事の無意味さを、思い知らされた事が、笑えますね。