1 エルヴィン・スミス

幸せ

その定義は理解出来ない。
それでも出会った時に感じた暖かさは今でも忘れてはいない。
君の幸せを願う。
もうこんな男に出会ってはいけない。
君を傷つけてばかりだった。
君の想いを信じれなかった。
不甲斐ない私を赦してくれ。
出来る事なら君の幸せを近くで見守っていたかった。
君がまた誰かの場所で笑ってくれている姿を。
私の事を忘れてその人だけに向ける感情をただ静かに。
ありがとう。私の愛した人。
2 リヴァイ
未だに何故、ぽっかりと急にお前が俺の目の前から消えたのか理解できないでいる。
でもこれが、失恋って奴なんだろうな。
自然消滅じゃ無く初めて人に完全にフられた、と言ったらお前は笑うだろうか。
色んな意味で、お前の存在は俺にとって途轍もなく大きかった。
お前に会った事は、俺の財産だった。
傷ついた、が、その分幸せも一杯貰った。
そのお前から貰った言葉、一つ一つを思い出すと、今でも涙が止まらねぇよ。
こんなに愛した奴は居なかった。
こんなに俺を愛してくれた奴も居なかった。
こうなったのはそれを心底信じさせてやれなかった、俺の責任だ。
やっぱり、お前とあんなに後ろまで仲良くならなきゃ良かった。
俺のジンクスは、全く当たり過ぎやがる。
今は、お前の幸せを、俺もただ祈る。
意外に心配性で神経質なお前、俺に頼り切ってたお前が、俺が居ねぇでちゃんとやれんのか心配だ。
でもこれからはお前を本当に幸せにしてくれる奴と仲良く過ごせよ。

また、何処かで。きっと、会おう。会えるよ。
俺のエルヴィン、ずっと愛してる。
有難う。