1 エレン・イェーガー

拝啓、嘘吐きになりました

嘘だけは吐けない人間で、すぐバレてたけどオレは嘘吐きをマスターしたぜ。

「大丈夫か?」
全然平気です、気にしないでください!元気元気!
(本当は悲しいんだけどなぁ)

「良かったら話を聞く」
悩みなんて全くないです!
(話を聞いて欲しかった…)


別に好きじゃないですよ、気にしてないです。
(本当はすげぇ好き)
あ、オレのことは気にせず時々来てくれたらそれでいいです。
(もっと話したいのになぁ)
泣いていないですよ?
(涙の海で溺れかけてます)
オレは幸せですから!
(悲しい、苦しい)


オレは今後嘘吐きマスターとして自分に嘘を吐き続けよう!そうすりゃいつか嘘と本当が分からなくなって本当なんかどうでもよくなる!
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3 エレン・イェーガー
別にオレが悲しんだからって誰かが心配してくれるわけじゃないし、誰かに弱音を言っても結局その誰かは恋人のところにいっちまうし、オレが幸せになれなかったからといって世界が終わるわけじゃないし、オレが不幸なら誰かは幸せになるかもしれねぇし。

めんどくさい、考えたくもないし…誰かにすがりたくもないけどすがりたくなる。でもオレは嘘つきですから、大丈夫ですって言うしかねぇし。