1 ミカサ・アッカーマン

無題

寒い、寂しい。
あの子は思っていることの一割も言葉にしない…。
過去があの子を臆病にさせてしまった。今の幸せを壊したくなくて…本当のことも何も言えないでいる…。

何度突き放されても諦められなくて…みっともなく縋ったこを後悔はしていない…。
だけど、二度とあの言葉を口にするなとあいつが言ったから…ずっと我慢してる。
気づいて欲しいけど気づいて欲しくない…寂しいし、寒い…。

私は臆病なあの子の代理