1 エルヴィン・スミス

答えが、でない…。

気持ちが高まった結果、日記を作ったなんて言われてしまったら
それを喜ばないとまるで愛情がないように受け取られそうで…参ったな。
謝らせるのは本意ではないが、何度もごめんを繰り返す君が容易に目に浮かぶ。
何度も言葉を考え直しているけれど、未だに言えない。
君の日常を綴るのはなんら問題はないし楽しみだが、私が君だけのために発した言葉がそこにあるのは何故だい?

だめだ、君のごめんなさいが聞こえる。