1 ジャン・キルシュタイン

無題

まぁ、そうだろうなとは思ってた。いつもそうだ、だから蓋をする。

始まってすらいなかったが、トドメをさされたような感じだ。胸が痛い。でもな、何でもないフリをすることももう慣れちまった。胸の内は見せられねぇくらいドロドロだけど。
…平気な顔をしないと。でないとお前の傍にはいられなくなる。