1 エレン・イェーガー

無題

待つのは平気だと思ってました。会えない日が一日、二日…一週間と長くなっていっても、たまにでも顔を出してくれれば幸せでした。

だけどやっぱり寂しい…俺の気持ちはやっぱり重かったでしょうか。
寂しいと言えばじゃあ他所へ行けと言われそうで、飽きられるのが嫌でずっと我慢しておくつもりでした。
どんなに会えない日が続いても、一目会えたら笑顔でお帰りなさいと手を広げて迎えてあげたい…でももう貴方から連絡が来る気がしないんです。

信じてない訳じゃない、だけど自分に自信がないから信じられない…

信じて待てなくてごめんなさい…きっとこんな俺では貴方には不釣合いだ。
もう俺からは会いには行かないと決めました。
忙しい時間をぬってでも、会いたいと思える相手と貴方が出会える事を心から祈っています。

この姿も、この世界も、貴方で最後にすると決めてました。
最後に愛したのが貴方でよかった。一瞬でも愛してもらえて幸せでした。
どうしても気持ちは消えないので、勝手にずっと好きでいます。きっともう二度と会えないであろう貴方に、一生分の愛を。