1 リヴァイ

エレン

こうもお前の姿を見付けるのが得意になっちまった俺はどうしたらいい。
別れたお前の募集記事を見つけて、声を掛けたい気持ちが抑えられねぇ。
……好きじゃねぇとは言えねえ位に気持ちは残っているが、時間が経って少しだけ、見守る愛もあるんだと思った。
出来るならまた繋がりを持って、自分勝手に求めるだけじゃないお前と、恋人の姿を見守りたいと。ただ他愛ない会話で、お前とまた話せたらという思いは消えない。
この時点で自分勝手だと言われたら仕方ねぇが、…今はもうお前の日記も見れなくなった。
相変わらず花を紡ぐ姿に変わりはないんだろうが、その姿が見れないのも寂しくはある。

手放した俺が馬鹿だった。
……あの頃に戻れたなら、…なんて。お前は笑うだろうか、エレンよ。