1 リヴァイ

朝になって後悔するのもまた、同じ。
だが抑え切れなかった。体調が悪いのを信じてる筈なのに怖かった。お前が居ない時間があれば他の野郎のケツを追い回していたらしいその時間と重なって不安になって、どうにもできない。
どこにも吐き出せないのなら飲み込めば良い、俺が聞き分け良ければきっと上手く行く、離れたくない嫌われたくない、結局自分のことばかりだ。

目に見えて減った言葉に、不安が募るのは当たり前じゃないのか。俺が待てばいい、そうかもしれない。だけど、引き留めたいのはもしかしたら俺だけなのかもしれない、確かめる時間もないまま目障りな緑色の箱に気を取られてばかりで、情けない。

送っちまったもんは仕方ねえ、俺が悪い。乗り越えられなかった俺が悪い。だから、辛いのも寂しいのも、これは自業自得。

好きに成る程、依存する程、狭くなる視野が憎たらしいよ。


ずっと、一緒に居たかった。