1 ベルトルト・フーバー

ただ、漠然と。

もうね…考えるのに疲れちゃった。君のが疲れてるんだろうけど。君の好きなようにしたらいいよ。

僕はこういうのは駄目みたいだ。
感覚が麻痺して距離を取れない、いざ君が離れるとしても僕は引き摺らない。
出来ることはしたから。…こんな考え、冷めてるのかな。


でも。
僕から離れるならちゃんと離れて。あの子も中途半端な気持ちで縋られてても嫌だろうから。大丈夫、これでも君よりは全然強いから一人でも平気。
今までも、これからも。

楽しい時間を、ありがとう。