1 エレン・イェーガー

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あなたの手を離してから、数日が経ちました。
引き留めてもらった時、後悔しないようにこれまでのやり取りを見直しました。
やっぱり…苦しくて仕方がないくらい、あなたが好きだなって思いました。

でも同時にお互いの価値観の違いに不安を抱いて、嫉妬深い自分があなたを傷付ける未来が容易に想像できました。
重いなって自分で呆れて…これ以上あなたに負担を掛けるくらいなら、別れた方が良いと思ったんです。

全てを見透かしているようなあなたの冷静な言葉が怖かった。
態と嫉妬させるような発言をするあなたが、好きだけど悲しかった。
…俺が不安に押し潰されたのは、俺自身の心の弱さが原因です。

あなたの優しくて…真っ直ぐで、不器用なところがとても愛しいです。
律儀で真面目なところも、好きでした。
リヴァイさんの前ではちゃんと背筋を伸ばして笑っていたくて…頼って甘やかされるだけじゃなくて、良き理解者でありたかった。
あなたが気を抜いて甘えてくれる様な存在になりたかったな。
心残りと言えば、もっともっとあなたを大切にすれば良かった…それだけです。

……大好きです。
リヴァイさんと出逢えて、とても幸せでした。
あなたの「おはよう」や「おやすみ」を与えられる人は、とても幸福だと思います。

リヴァイさん、どうか幸せになって下さい。
あなたの幸せを願っています。
2 エレン・イェーガー
呟きの方に反応をもらったので、ここに残しておきます。

俺も、あなたのことが好きです…。
あんな別れ方だったから、最後にどうしてもあなたと一緒にいられて幸せだったって、伝えたかった。
気付いてもらえただけでも嬉しかったのに…またあなたに触れることができて、今とても幸せです。
……勇気を出して良かった。

リヴァイさん…気付いていますか。
俺は、あなたのさり気ない言動に救われてばかりいます。