果敢ない幸福(R20)

禍福は糾える縄の如し、そうも言うが恋愛沙汰にめっきり…懸命になれなくなったのも虚しいものだ。何をしても掌から滑り落ちていく、躍起になって雲を掴もうとしても無理に決まっているが――俺にとっては、恋愛事と言うのは冬に夢想する春の夜か、雲の上の出来事のようなものだ。

なぁ、下らねぇ呟きだが。俺も何を期待して…此処へ足を運んだのか分からねぇが。
確りしねぇかと躾直そうが説教を垂れようが、お前の頭は小さな懊悩で充ちる位には学の無い頭をして居ると笑い飛ばそうが、雑談をしようと何でも良い。体を繋げる趣味はねぇ、それ以外ならな。どの道、この体は男としての機能よりは雌に近い役割しかしねぇ。そう言えば需要の程は解るだろ。

傍に来ちゃくれねぇか。
話題に拘るつもりはねぇよ。馬鹿騒ぎがしてぇなら程々に踊る事も出来る。

・提供
リヴァイ、エルヴィン・スミス
・会話形式
半。暈しの濃淡は任意。豆ロル〜短ロル程度。
・募集
ハンジ、ナナバ含む大人組優遇に男性C

酔狂な奴は適当に話題を連ねて声を掛けてくれ。気長に待つ。