持って行かれたままの。(R20)

心が疼く夜はどう静めたら良いものか考える内、此処に辿り着いた。
幻を追い、夢の中へ手を伸ばしているようなものだ。頑なに想い出に変えようとするのを拒んでいるのは俺なんだろう。
格好付けはしてみたが、良い年こいて未練がましい男が一人……夜と、想いをもて余しているだけだ。
俺から与えられるものは少ないが、話を笑わずに聞く事。雑談ならにこやかに笑んでも気色悪ィし微妙な表情の機微は付けられるだろう。小賢しい事を並べたが、暈しの濃淡諸々不問で話してみねぇかという夜の誘いだ。
俺の他にはエルヴィン、エレン辺りも相手を求めている。話したい野郎を呼んでくれ。

募集の姿は野郎のみ。宿は各種サブアドに対応している。

時間も時間だ。人が来るかは賭けみてぇなもんだが、眠れない野郎が来るまで待つ。