兵長、捜索中。

暇を持て余している時間に、ふと思考の片隅を過ぎったのは、小さくて広い背中。小柄だけれどしなやかな身のこなし。射抜くような、鋭い眼差し。

ああ、なんて……綺麗なんだろう。
纏う気配は洗練されていて、傍にいると、自分まで浄化される心地になる。

あなたに会いたいです、兵長。
…よく、分からないことを言っている自覚はある。でも、他意は無い。あなたと言葉を交わしたい、それだけ。…です。

今夜、眠りに誘われるまで。
そう、声かけの際は……好きな花の名前、教えてください。私は、南天。花言葉が…とてもロマンチック。

…要領を得ない文章になった、が…再会を、願っています。では。