隙間を埋める(R20)

ああ…よく来たな、そこに座ってくれ。要件?特にない、そのままじっとしているように。それが今お前が為すべきことの全てだ。

こんな具合に、気が紛れるまで舌打ちしながら付き合ってくれるリヴァイ、もしくは気のぐれたリヴァイを宥めてくれる私を探している。

面倒事と思わないでくれると嬉しい、とにかく他愛のない会話がしたいだけだ。寒さを言い訳に近付いてみるのもいいが…互いに気乗りしないならその限りではない。安心してくれ。

描写はあってもなくてもいい。属性も、はっきりさせておきたいなら先に教えてくれ。私はどうとでもなる。
悪ふざけの会話からお堅い話まで、こればかりは付き合ってくれるお前の気分に任せよう。特に思い付かない場合は今日の天気の話でも聞かせてくれ。

では、お前の気が向くことを祈って待つ。今夜か明日の寝落ちまで、扉の鍵は開けておく。ノックを忘れないように。