安心感。(R20/完)

ときめき、刺激、駆け引きエトセトラ。恋愛に於いてこれらの要素は付き物なんだろうが、私が欲しいのは仲間としての安心感。そんでお前に与えたいのもまた然り。…誰だ、柄じゃないとか言った奴。そんなこた私自身が一番よく分かってんだよ。
今夜はちょっとばかり気分がいい、半分だけのお月様も綺麗に顔を覗かせてるしな。こんな夜は誰かに優しくしたくなるってもんだろ?今だけは煩わしいこと全部言いっこ無しにしてさ、訓練兵の頃みたいにたわいない話で盛り上がってみるのもまた一興ってな。
──という訳で、だ。…二週間でいいから私に時間をくれ。短所含めてお前の事を知るには全然足りねぇけど、これ以上欲張ってもクリスタに笑われちまいそうだし。

ああ…悪い、流石に誰でもとはいかないんで軽く条件を提示させてもらう。
・背後成人女性
・ぽい若しくはG鳩を受け取れる
・描写を100〜300字前後回せる

提供出来るのは私(ユミル)、アニ、アルミン、マルコ。…他にも呼べなくはないが今回はこの顔の中から選んでくれ。
んで、募集。もちろん、私の可愛いクリスタ…と言いたいところだが、優遇としてジャンの名を挙げとく。私の嗜好が偏りまくってるせいなんだろうけど、未だ一度も会話した覚えが無いのがその理由。
提供の面々も私を除けば多少なり関わりの強い奴を選んだつもりだ。まぁ、私の希望はともかく…同期なら基本的に来る者は拒まない。ジャン以外も男女問わず気軽に会いに来てくれりゃ嬉しいね。

やり取りは完なり。談話室でのひとコマを描ければと思ってる。タイトル通り、心にほんのり火を灯すような空気感が作れたなら幸い。お前も協力してくれ、独りで作れるモンじゃねぇしよ。
私は紅茶淹れるのが死ぬほど下手くそでさ、なんつうか…エグみと渋みがハーモニーを織り成してんだよ。飲めなくはないから別にいいだろ?…まぁ、茶菓子も少しなら用意してやるし、ゆるっと寛いでけって。どうせ暇だろ、お前。

さて、相手してやるかって女神様…いや、むさ苦しい男連中が来た場合そうは呼びたくないがな。便宜上ってやつだ。
初回は堅苦しい挨拶もいらねぇよ、希望する相手の名前と接触ロル(私の食ってる菓子が気になっただとか退屈凌ぎに声掛けただとか、そこん所はお前に任せる) を頼むぞ。

やり取り期間は私が返信してから二週間。この貼り紙を剥がすまで募集は継続してると思ってくれていい。…談話室で待ってる。なあ、お前とどんな話をしようか。
縁って奴は不思議と必要な時に動き出す。…偶然じゃなく必然の巡り合わせに期待して上げてみるか。
未だ見ぬお前の目に留まるように、な。
ちっとも秋らしさが感じられん空模様に辟易してる。私の柄じゃないが、人恋しくなってきたんで上げてみるか。