渇く(R20)


唇が、乾いて痛え。てめえは止めろと耳にタコが出来るんじゃねえかってくらい言いやがるが無意識に舐めちまう。舐めた後にてめえの言葉を思い出すものの…気になると、舐める。痛えが、乾きを感じりゃ舐める。どうしようもねえな、その繰り返しだ。
だからなんだと言う話か?自業自得だと言われちまえばそれまでだが、痛えもんは痛えんだよ。てめえはまた言うか?だから言ったのに、と。

唇が乾いて仕方ねえ。要は手持ち無沙汰だ。わけが分からねえならそれでいい。わけの分からない話がしたい。
甘く、激しく、陰鬱に。…何だって構わん。求めるままに、流されるままに。

条件は背後が成人済み女、仮宿。最低限この二つを守れ。そして行動が分かる程度の描写で短く限りある時間を俺と過ごせ。触れること、触れられること。抵抗がなければそれでいい。ああ、提供は俺のみだ。てめえの姿は問わん。
何かの比喩か、と。だとすれば抽象的過ぎるだろうが。挨拶だなんだ面倒なもんはいらねえから深く考えずに、そばに来い。手が、空いているのなら。
例え繰り返しでも構いやしねえよ。一時的に渇けば、それで。