人肌を仄かに憶えている(R20/攻募)

夜の帳が落ちると、得体の知れない物苦しさや
名前の付けられない焦燥感に似たものが込み上げる。

俺の心は雨水で濁った色をしている。
生き物のバイオリズムに作用されているんだろうか。

話をしないか、一期一会でも構わない。
穏やかに触れ合う、ただそれだけでもいい。

捨てられた絵画のある部屋があるだろう。
あの暖炉の火を燈して、そこで待つ。


***
まったり一夜〜数日の間、程好い描写を回して傍に居てくれる奴を探している。
マルコ、ベルトルトをひいき目にするだろう。気が解れるからな。

縁を感じたなら、続きを鳩で送ってくれ。
この張り紙を剥がすまで、気長に待つ。

***

(過去、滑らかな毛並みで指腹を愉しませた絨毯は糸解れ、所々擦れ、艶を失ったまま薄暗い暖炉の前に。そこへ腰を下ろしたブロンドの短髪男が骨張る掌を、弧を描くように這わせ絨毯を舐めていく。パチ、と時折火の砕ける音が鳴る暖炉に、捨てられた絵画の輪郭が仄かに浮き上がり)…今夜は冷えるな。
2 削除済
3 削除済
今夜一杯、待ってみるぜ。
うぐ、アドレスに不備があったみたいだ。今更だが、この鳩に頼む。