団長とお話をしたい。

…思い出すのは秋の静けさ。
落ち着く、ような気がします。あなたの声は。

特に条件はない。強いて言うのなら、人と話すのを厭わしいと思わない、と言う事だけ。
形態は完寄りの半が理想だけれど、御希望があるのなら合わせます。此方はGmailを使用する事を了承して頂ければ、使用する鳩の類いもお任せします。

期間は一晩を。…場合によっては、不束な身ではありますが、もう少し師事させて頂きたいと願うかもしれません。…ご安心ください、上官と部下、それ以上の発展は望まない。
勿論、この会話が何ら益を齎さないと判断した時は、そっと消えて頂いて構いません。


あなたと、話してみたい。私、を望んでくれれば嬉しい。…ですが、新兵の身。我儘を言える立場ではないのは分かっています。…ので、不慣れでも宜しければミケ分隊長も、お呼びする事が出来ます。お申し付けください。

初回の手紙は、あなたの筆の赴くままに書き連ねて頂きたい。
…だけど楽しく話をするためには、話題を提供する事が大切だと、本で読んだ。…ので、
……夏は、いかがですか?
問題がなければ、この問いへの返答をお願いします。

…上手く、綴れているだろうか。懸念は残りますが、私なりに、勇気…というものを籠めてみた。あなたに届く事を、願っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。…あなたに敬礼を。
…なかなか縁がない。ので、再び上げさせて欲しい。
そう、こちらの団長が私を探していた、という事もお知らせさせて頂く。
連絡は以上。
……ふむ。望み薄、なのかもしれんな。
一向にお前の匂いがしない。逸材とやらの匂いもだ。
ただお前の持つ空気に触れてみたいだけだ。…警戒を解いて、気軽に来て欲しいものだが…。
慎重過ぎるその気が変わってくれるのを期待して、最後に再掲させて貰おうか。
この土日、交流を持てれば有り難い。お前の書簡を待つ。