デスクワークをしていたエルヴィン

…昨晩、書類に埋れていたお前に。
仕事の邪魔をして悪かったな。お前との会話は興味深い上に面白かった。寝かしつけてもらったことにも感謝している。
お前はあれから休んだのか？

▼鍵
・ネズミと武器
・紅茶には睡眠薬
・駒
・最後はお前の側で

…お前が分かりそうな物を並べたが、どうだろう。
また機会があれば話したいとは思う。一期一会派なら見なかったことにしてくれ。

迅速且つ細やかな礼に感謝を。
あんな所で十分に眠れたか？リヴァイ。

今更鍵は不要かと思うが、一つだけ提示しよう。
・猛毒
お前の苦い顔が目に浮かぶよ。

こちらこそ昨晩は有意義な時間を過ごさせて貰った、ありがとう。
おかげさまで随分と処理が捗ったよ。

一期一会に拘りは無い。
機会があれば、今度はお前がすぐに飲めるようアイスティーを支度しておくよ。

ああ、あのまま久しぶりに熟睡させてもらった。

…俺が意図的に避けていた鍵を出してくるあたり、歪みねえな。エルヴィン。

今度はお前の手が空いている時がいい。…そんな時があれば、だが。
予定の方はどうだ。

そうか、それは良かった。


人聞きが悪いな、鍵たる要素として端的に分かり易いと思ったまでだよ。


空いていても空いていなくても大して代わり映えのしない手だが、そんな物が良いのか？
そうだな。丁度今、今日の分の仕事がひと段落ついた所だが…流石に無茶だろうな。

次に予定が空きそうなのは一番早くて13日の夜22時前後頃からか、翌日の同時刻のいずれか。
お前の都合も聞かせてくれ。

お前は……、まあいい。次に会う時にまたゆっくり話そう。

お前の手はなんだかんだと癒されるだろうな。それはそれとして、目を見て話が出来るだけでもだいぶいい。

俺の方は13日でも14日でも構わない。時間も了解した。

あまり眉間に皺を寄せるのは癖付くからいけないよ、リヴァイ。

癒されるかどうかは兎も角…視線を合わせて話をしないのは確かに無礼だったな。詫びておく。

では13日の22時前に、合わせて貰って感謝するよ。
恐らく21時半頃から動きは取れるようになる筈だが、確約が取れたらまた当日にでもここに連絡を入れる事にする。

ご親切にどうも、エルヴィン団長。

あの時は俺が勝手に入り込んだんだ。気にしちゃいねえよ。今度も忙しいならそれはそれで構わない。

当日はお前の連絡を待つ。一応21時半頃までに用事は片付けておく。

やぁリヴァイ。
まずは連絡が直前になってしまった事に謝罪を。

今は私室にいる。
急ぐ必要は無い、手が空いたら顔を出してくれ。

※free201

昨晩はありがとう。礼が遅くなったな。
お前と過ごす時間は相変わらず穏やかだ。あんな狭いベッドで熟睡出来たか？俺はよく眠れたが。

また暇な時は声を掛けてくれ。今無理に約束を取り付けろとは言わないが、お前の気が向いた時にでも。

此方こそ、いつも先んじて言葉を残させてしまってすまない。

眠れたか、は私の問いだよ。
窮屈な思いをさせてしまったのでは無いかと後で反省した。
だが少しでも眠れていたというのなら、安心したよ。

ここ数日は比較的仕事の都合が付き易い。
もしお前が必要としてくれるというのであれば、明日…いやもう今日か。もしくは16日でも時間を作ろう。
20時以降であれば好きな時間を指定してくれて構わない。

連絡を待っている。

いや、気にするな。お前は相変わらず忙しいんだろう。それに、毎度毎度押しかけているのは俺の方だ。

…心配いらねえよ、熟睡させてもらった。お前の腕に守られる奴はさぞかし幸せだろうな。そう感じた一晩だった。

今日はあまり早く帰れそうにねえ。明日、16日の21時頃からなら空けられそうだ。それで良いか？

…何度も会ってもらっているが、俺のためなら無理はしなくていい。付き合わせてばかりで悪い。お前は大丈夫なのか。

押しかけている、というのは少し語弊があるな。
もしそうだとしても受け入れているのは私の意思だよ。

そうか、眠れて良かった。
…私の腕は誰かを守る為には無いよ。もしそう志したとしても、何も守れはしない。だからお前が必要なんだよ、リヴァイ。

16日の21時頃から、承知した。
付き合っている訳では無い、何度も言うが自分の希望でお前を受け入れている。
私は私の為に動いているよ。

だがそうだな…もし気遣ってくれると言うのなら、今度はお前の部屋に邪魔をしても構わないかい？

お前が無理していないのなら良いが…。

悪い、21時に少し遅れるかも知れない。俺の部屋の鍵は開けてきた。勝手に入ってもらってもいい。お前のようにはもてなせねえが、それでも良ければ。

それじゃ、とりあえず要件だけ。

していないよ。
そんなに気を回さなくて良い。

時間についても構わない。
こう見えて気は長い方だ、1時間でものんびり待っているから自分の仕事を無理の無いよう落ち着いて片付けて来なさい。

部屋に勝手に入る様な事無しない。お前が戻ってきたら声を掛けてくれたらそれで良い。

もてなしも必要無いよ。
全く、いつの間にそんな気遣いを憶えたんだい？

…うるせえ、黙っとけ。
free201で待ってる。

悪い、昨日は寝落ちした。
遅くまで付き合ってもらったのに情けねえ。お前は大丈夫か。

エルヴィン、お前の話の続きが聞きたい。お前は俺の顔を見るのも嫌かも知れないが、俺は聞きたい。

昨晩は勝手ばかり言って悪かった。お前にまた会う気があれば何か一言でも残してくれればいい。うんざりしていたらこのまま見捨てろ。…今度こそ、会いたいと思っているのは俺の方だけかも知れないな。

伝えたかったのはそれだけだ。お前には色々と感謝している。

見ていないと分かりつつも、上げてみる。…もう半月くらい経ったのか。

エルヴィン、お前は…心臓以外も欲しくなるような相手に出会えたか。たかだか俺との雑談のためにぬるい紅茶を飲んでくれるようなお前だ。きっともう、いい奴は居るんだろうな。

あの日、もう少しきちんと話せば良かった。未練がましくて胸糞わりい。