三人分。

私の愛しい恋人の二人へ。

あんた達と過ごせた時間は本当驚く程心地が良くて確かに幸せってやつを感じる事が出来たよ。ありがとう。それで、ベルトルトがパンイチで部屋を駆け出して行ったろ？同じくパンイチの私とライナーは呆気に取られてどうするか、と言いながらキスに勤しんだ訳なんだけど。あれだけ直球で欲求叫ばれたからにはあんたを置いてく訳にもいかないし。あんたの帰りをまた待つことにしたから。…待ち、たい。
だからまた三人で幸せな時間、過ごそうよ。
ベルトルトとライナー、そして私の三人で。私のお願い、あんた達は聞いてくれるんだろう？なんてね。脅しじゃないから安心しな。

鍵
・ピンクのお揃い
・苺のショートケーキ
二人とも早く来なきゃ冷蔵庫のケーキ、３つとも私が食べるからね。

うおお…！スマン、アニ。
任務からどうしても抜け出せなくてな、お前の声に応えるのに日が空いちまった。
寂しかったよな、悪かった…しかし、その…あれだ。お前を一人にして寂しかった気持ちは痛いほどわかる、が…頼むから寂しさを怒りに変えて蹴り飛ばすのは止めてくれ。
蹴り飛ばすなら、ベルの野郎だろ。
アイツはまだ顔を出さねえのか…全く、猥褻物陳列罪でわっぱでもかけられてんじゃねえのか？
上手く逃げたと信じるとして…とりあえず、ピンクの下着姿の犬っころの張り紙でも撒きに行くか。発情中危険、の注意書きも忘れるなよ？

もう一つ、任務が少し忙しくてな…なかなか此処に顔を出せそうにない。
だから、鳩を残しておく。ベルが見つかった報告はもちろん寂しいでも好きに使ってくれて構わん。ベルトルトもだぞ、怒ったりしねえから隠れてねえで早く出て来い。

アニ、またあの幸せな時間を３人で過ごせるのを夢見てるぜ？俺たちは三人で一つだ。
それと、だ。ベルが見つかったらアイツにはマムシでも盛って吊るしとけ。
今度は俺たちがアイツを好き勝手やる番だ。

鍵
チラミン
思春期、発情期
俺は何度も落ちては入っての繰り返し