ジャン

約束通り、言葉を此処に。
…遅くなってごめん。もうすっかり冷え込んで凍えそうな寒さになったけど、お前が一人で凍えていやしないか心配だ。


取り敢えず、幾つかの鍵を。
・毛布お化け
・首筋に噛み付いた
・汗とフェロモン


キーワードになるような言葉を挙げたつもりだけど…お前ならきっと分かってくれるだろう。
また会いたい。その時は…二人で暖め合おうか。

まさかこんなにも早く残してくれるとは思わなかった。まだこの手はお前の温もりを覚えてるってのに。

鍵
・ライナーは半袖
・俺が噛んだのは耳
この二つだけでも充分分かるんじゃねえか。

鳩を置いておくからそっちからでも、此処に会えそうな日を残してくれてもいい。深夜は少し厳しいかもしれねえが…
俺が寒さに凍えちまう前に頼むぜ。