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指先へのキス

日付的には、今日になるが…
やたらと落ち込んでいた俺の話し相手をしてくれて、ありがとう。
あれから時間はかかったが、4日ぶりに眠れた。

抱き締めてくれたお前に感謝を。
お前のぬくもりに救われた、エルヴィン。

Key
4日間寝ていない俺
紅茶を入れてくれたお前
俺の手を綺麗だと言ってくれた
2 エルヴィン・スミス
驚いたな、まさかお前が私に言葉を残してくれるとは。想像もしていなかったからね、今文字を綴る手が何時もにはないくらいに戸惑っているよ。あれから眠れたのなら幸いだ、そうだな…また何かあればいつでも抱きしめよう。次の夢は良き夢を。


手土産なしは気がひける
生きるための準備
忙しいだろうに、反応をありがとう。
感謝さえ伝えられれば良かったのに、人間っつーのは我儘な生き物だな…

なぁ、またお前と話したい。
謝罪と礼に、今度は俺がちゃんと紅茶を入れよう。
いつでもいい、また、話し相手になってくんねぇか?
4 エルヴィン・スミス
おや…私の挨拶に返してくれるとは律儀な男だな、お前は。いいかい?リヴァイ…人間は我儘であるのが普通だ。だから気にすることはないよ。

私が折角の誘いを断る筈がないさ。日時はリヴァイに任せよう、必ず合わせるよ。それじゃあ待っている。
まさか、返事がこんなに早いとは、な…
ありがとう、エルヴィン。

日時だが、今日とか、ダメだろうか?
時間はいつでも大丈夫だ。
お前は明日もあるだろうから、早目でも平気だし、反対に都合が悪ければ変えよう。

返事を、待ってる。
ありがとう。
6 エルヴィン・スミス
言っていなかったが、意外とマメな方なんだよ、私は。礼をいうのは私の方だ。

それでは10時半から12時までに集合、ということで如何だろう?フリールームの205か、埋まっていれば206に待機している。いい返事を期待して。
言ってねぇな…
緊張ってか、怖がってた俺がちょっと馬鹿、みてぇじゃねぇか。

時間と部屋を把握した。
俺からの我儘を聞いてくれて、ありがとう。
話せるのを楽しみにしてる。
205にいる。
大丈夫なようなら、待ってる。
んじゃな。