『お節介の世話焼き』

題名でわかるでしょ、ライナー。あんただよ。

折角掛け合いを期待してたのに…ごめん。あんなに早く寝落ちるとは思ってなかったよ。
あれから、あいつの寝相はどうだった？寝れたのかわからないけど、こっちは楽しかったよ。
毛布、ありがと。また見掛けたら話に付き合ってよ。じゃあね。

お、これは間違いなく俺の事だろうな。
一応鍵を残しておくぞ。

・ホットミルクの分け合い
・ベルトルトに起こされた俺
・毛布を投げて寄越すお前

恐らくこれで分かって貰えると思うが。気にしてねぇよ、遅い時間だったからな。
俺はあれからお前が残したホットミルクを頂いてアニを担いで戻ったんだが…女子の部屋に入った事は見逃してくれ。仕方ねえだろ、あのままお前を残していくわけにもいかねえし俺らの部屋に連れ帰る事も出来ん。軽蔑するような視線は向けるんじゃねえぞ。褒めてくれても良いくらいだろう。

俺の方こそ感謝を伝えさせてくれ、楽しかったぞ。ありがとな！