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1 エレン・イェーガー

ジャン・キルシュタイン

最後の最後まで心配してくれてたお前に改めて感謝しておきたくてよ。似合わねえなんて皮肉止めろ、オレだって塞げることならこの口を塞ぎてえ気分で言ってんだ。…まあ、有難うな。久々に、っつうお前の言葉を聞いて折角と傾いた足先を出鼻から躓かせたんじゃねえかと思うとやっぱ未だ居た堪れねえんだが、それでも他人に気を回せるお前の寛容さには感服し、…ないこともねえ。だから、良い奴はお前の方じゃねえの。…と、言い損ねた分を此処で。

改めて鍵を残すつもりはねえから、これでお前に伝わろうが伝わらず終わろうがどちらにしてもただの自己満足ってことで。反応も要らねえし、思い当たる節があったらああアイツか、くらいに思ってくれりゃあ良し。また何処かで会うことがあれば、ゆっくりと言葉を交わそうぜ。
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