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1 エルヴィン・スミス

昨晩毛布をかけてくれた君へ

昨晩…否、外が明るくなっていたのが見えたので既に明け方だったか。

・2人分の珈琲
・恋と愛

…鍵は以上だ。珍しくも滅入っていた私を隣で励ましてくれたリヴァイ、君の事だよ。

昨晩は私が落ちてしまった為に大変失礼な事をした…
此処を見つけてくれる望みは薄いだろうが、どうしても一言礼を伝えておきたかった。…有難う。

もしまた互いが眠れずに逢う機会があった時の為に、最高の酒を調達しておこう。お前が淹れた美味な珈琲もまた口にしたいものだ。
2 リヴァイ
此は俺宛か?鍵を示すなら…

・恋愛は難しい
・様子を見に戻った
・朝六時迄起きていた

こんなもんか。
あんな時間まで起きてたんだ、寝るのは当然だろう。だから気にする事もない

ただ、良い酒を用意してくれんならまたお前とは会いてぇもんだな?エルヴィン
3 エルヴィン・スミス
…驚いた。
まさか早々に見付けてくれるとはな。ああ、此れはお前に宛てたもので間違いない。

いや、元々はお前が眠れるまでは酒を御供に付き合う気でいたんだ。私とした事が安堵に呑まれ眠ってしまうとは……全く不覚だった。

ともあれ、礼が言えて良かったよ。
私もお前とはまたソファに並んでじっくりと話しが出来ればと願っている。
4 リヴァイ
何気なく、開いてみたら俺宛らしきもんがあったんでな…たまたまだ

俺もあの後漸く眠りにはつけたんでな、気にする事もない。
だが、酒は確りと飲ませて貰いてぇがな


お前の気が向けば、俺を呼べば良いだろう。話しでも相談でも…お前のなら聞いてやる
…そうか。
それではお前のその好意に甘えて。

またお前を呼びたくなった時はその名を紡ごう。

お前もあの晩のようにまた眠れない夜を迎えた際は、気紛れに私を呼んで貰って構わない。

その時の為に、勝手ながら私の居場所を此処に記しておく事にする。xxを用いさせてもらった。
これを屑籠に捨ててしまうのも大事に胸ポケットに収めておくのもお前の自由だ、リヴァイ。
折角だ、俺も眠れない夜はお前を呼ぶとしよう。

お前の所に手紙を出してみたが、念の為俺の居場所も記しておく。気が向けば、使え