眠れぬ夜の、訪問者。

先日、睡魔から敬遠された私と共に朝を迎えた兵士長殿。そして、多望有る新兵への感謝状として僭越ながら一頁を借りる事とする。

・曰く、珈琲は薄め。茶菓子に纏わる応酬。
・鳥とイヌ。甘やかすのが得意な君には癒やし効果。


互いへと向けた鍵だが、此処を覗く習慣が有るか如何かの保証は無いだろう。故に、この頁は大概が私の自己満足に依るものとしておこう。

先日は長時間に渡り付き合って貰ったにも関わらず、レス蹴り、加えて碌な挨拶も出来ぬ儘にあの場を去ってしまった事を改めて謝罪させてくれ。すまなかった。
とは言え、不謹慎ながら至極充実した時間を過ごせたと記憶している。数日と立たぬ夜を迎える今も、ふと二人を思い出してはあの様な時間も悪く無かったと思えて仕方無い。あわよくば、再会を願いたい旨も勿論有るがそれは単なる戯れ言の一つだ。今回は、兎にも角にも謝罪と感謝の意を。

二人の目に留まるかは定かでは無いが、自分の中の気掛かりを解消する事は出来た。細やかでは有るが、この場への感謝も置いていこう。有難う。