僕の記憶が正しければ…君は、昨日話してくれたアニかな。
一応、僕も鍵になりそうなこと考えてはみたんだけど…ごめん、昨晩のことはぼんやりとしか覚えてないんだ。だけど、えっと…君も僕も凄く熱かった、ってことだけははっきり残ってる。

…僕は君に、その…すごいことをしたと思うんだけど、それでもまた会ってくれるの？…いや、君が覚えてないならそれでいいんだけど。
君の都合がいいのはいつかな。僕は早くて火曜になりそうなんだ。

ああ、遅くなってごめん。ちょっと立て込んでてね。

凄いこと？…熱くて柔らかかったこと、何となくだけど幸せな感じがしたことくらいしか覚えてないよ。
火曜日か…うん、会えそうだよ。私は何時でもいいけど、あんたの希望はない？

アニ、僕の方こそ遅くなってごめん。
…そこまで覚えてるってことは、やっぱり…いいや、兎に角直接会って謝りたい。
今日、大丈夫そうなら良かった。時間は、23時〜0時頃だと助かるんだけどどうかな。もし気が変わってなかったら…返事、待ってるね。

何のことか分からないけど、あんたは覚えてるわけ？
時間は分かったよ。けど、あんた明日の任務大丈夫なの？私は明日、休みだから大丈夫だけど。…憲兵団なんてそんなもんさ。
兎に角、あんたが任務なら今日はやめよう。私のせいで巨人に喰われただなんて、聞きたくはないからね。

えっと…そういう行為をした、ってことは覚えてる。覚えてないならいいんだ、本当。
憲兵団の方が忙しそうだと思ってたけど…意外だな。僕も明日は久しぶりの休暇だから大丈夫だよ。…それに、そんな心配はしなくていい。故郷に帰るまで、僕は……ごめん、話逸れて。
じゃあ、それくらいの時間になったら此処に部屋番号を書き込みに来るよ。じゃあ、また。

やあ、アニ。
free203で待ってるよ。